東京都は1日、専門家を交えた新型コロナウイルス対策のモニタリング会議を開いた。会議では専門家が「人流の増加や、感染性が高い変異株の影響を踏まえると、急激な感染拡大が危惧される」と警戒感を示した。過労で入院し、6月30日に退院した小池百合子知事は自宅からリモート出席した。
 小池氏は会議で、都民に向け「あらゆる場面での感染防止対策の徹底を改めてお願い申し上げる」と述べ、不要不急の外出自粛やマスクの着用、テレワークの活用などを呼び掛けた。今月11日に期限を迎えるまん延防止等重点措置の扱いには言及しなかった。
 都内の直近7日間平均の新規感染者数は6月30日時点で502.7人と前週の418.0人から増えた。国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は、新規感染者の増加ペースが大きく上昇していると指摘し、「感染が再拡大していると考えられる」と分析した。 (C)時事通信社