【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は4日、米国内の新型コロナウイルスのワクチン接種回数が、独立記念日の同日までに3億3000万回を超えたと発表した。少なくとも1回の接種を受けた成人は、全体の67.1%に当たる約1億7300万人。バイデン大統領が目指していた「独立記念日までに70%」は実現できなかった。
 CDCによると、未成年を含む全国民の54.9%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、47.4%は免疫獲得に必要な回数の接種を終えた。米国で認可されているワクチンのうち、ファイザー、モデルナ両社の製品は2回、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の製品は1回の接種で免疫を獲得できる。
 バイデン大統領は4日、ホワイトハウスで開いた祝賀行事で、新規感染者の減少や雇用回復を念頭に「われわれは元に戻りつつある」と対策の成果を誇示。一方で感染力の強い「デルタ株」の拡大にも言及し、ワクチン普及をさらに進める必要性を訴えた。 (C)時事通信社