東京五輪・パラリンピック組織委員会は5日、五輪の観客数上限を踏まえた一部チケットの再抽選結果の公表を6日未明から10日未明に延期すると発表した。政府が都などに出している11日期限のまん延防止等重点措置に関する判断により、観客数が変わる可能性があるため。
 先月21日に政府、都、国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で、まん延防止等重点措置の解除を前提に観客数上限を収容定員50%以内で1万人と決めていた。感染再拡大の加速を踏まえた政府の方針が示されれば、近く5者協議を開いて観客数について再検討する見通し。
 橋本聖子会長は2日に「無観客も覚悟しながら対応できるようにしていきたい」と話していた。 
 組織委は販売済み枚数が上限を超えている開閉会式、サッカー、野球・ソフトボール、陸上、ゴルフ、ラグビー7人制、サーフィン、近代五種の計97セッション(販売する時間帯ごとの単位)のチケットについて再抽選すると発表していた。
 再抽選とは別に、保有する五輪チケットの払い戻し申請期間も今月10~20日に変更する。(C)時事通信社