政府は、23日に開幕が迫る東京五輪の観客数について、国立競技場(東京・新宿)で行う開・閉会式や一部競技を無観客とする検討に入った。政府、大会組織委員会などは8日にも5者協議を開き、正式決定する。これに先立ち政府は、新型コロナウイルス対策として東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県に適用中のまん延防止等重点措置の延長を8日に決定する方針を固めた。関係者が5日、明らかにした。
 五輪観客数は6月21日の5者協議で、重点措置解除を前提として「収容定員の50%以内で最大1万人」とする方針を決めたばかり。首都圏の重点措置が1カ月程度延長されれば、東京五輪(8月8日閉幕)の期間中、大規模イベント観客を「5000人以下」とする制限が続くことになる。政府、組織委などは5者協議を再び開き、観客の在り方を見直す。
 具体的には、大規模会場で行われる開・閉会式や野球、サッカーなどの一部競技、夜間競技を無観客とすることが検討されている。 (C)時事通信社