連合は5日、2021年春闘の最終集計結果を公表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた平均賃上げ率は1.78%(5180円)で、前年を0.12ポイント(326円)下回った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で賃上げの流れが一段と失速。政府主導で賃上げの動きを促した「官製春闘」が14年に始まって以降、最低の賃上げ率となった。
 コロナ禍で企業業績が悪化した製造業や交通運輸、サービス・ホテルなどが低調だった。規模別の平均賃上げ率は、組合員1000人以上の大手で前年比0.14ポイント減の1.78%(5439円)、300人未満の中小で0.08ポイント減の1.73%(4288円)と、いずれも低迷した。 (C)時事通信社