内閣府は6日、2022年度の国内総生産(GDP)成長率について、物価変動の影響を除いた実質で前年度比2.2%になるとの試算を経済財政諮問会議に提出した。新型コロナウイルスはワクチン接種拡大で感染収束に向かい、GDP水準は過去最高に達すると見込む。
 21年度の実質成長率見通しは3.7%と、今年1月の政府経済見通しで示した4.0%から下方修正。20年度実績がマイナス4.6%と1月見通し(マイナス5.2%)よりも下落幅が小さかった影響で、21年度の伸び率は縮小した。ただ、3.7%の成長率が実現すれば1990年度(5.6%)以来の高成長となる。実質GDPの水準がコロナ前の19年10~12月期の水準(年率換算546兆円)に戻る時期は、1月時点の22年1~3月期から21年中に前倒しされた。 (C)時事通信社