千葉県は、東京五輪・パラリンピックの都市ボランティアの一部がオンラインで操作できる分身ロボットを活用して、自宅などの遠隔地から観光案内などを行う取り組みを実施する。現場での活動に不安を持つ障害者や高齢者でもボランティアを行えるようにするとともに、新型コロナウイルスへの感染リスクを下げる狙いがある。
 ボランティアの研修プログラムなどを作成している日本財団ボランティアサポートセンターと、県の連携協定の一環で実現した。センターがロボット5台を県に貸し出し、成田空港で2台、県内の別の2会場で1台ずつ活用。1台は予備とする。7月26日から9月8日まで貸し出す。
 ロボットは、スマートフォンやタブレット、パソコンで操作が可能。ボランティアがロボットに内蔵されたカメラで来場者の様子を見ながら会話したり、ロボットを操作して身ぶり手ぶりを交えてコミュニケーションを図ったりすることができる。
 県の担当者は「性別や障害の有無などの違いを自然に受け入れ、互いに認め合う五輪の理念にもかなう。ボランティアの発想を大事にしながらおもてなしを実現したい」と話している。 (C)時事通信社