菅義偉首相は8日夜の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済を立て直すための2021年度補正予算編成について、「経済の状況を見ながら臨機応変にしっかり対応する」と述べ、前向きに検討する考えを示した。自民党の二階俊博幹事長は30兆円規模の補正予算を編成すべきだと主張した。
 首相は会見で「コロナが国民の日常生活に影響することに十分目配りしながら、強い経済をつくり成長できるような国にしたい」と表明。「常に経済対策は頭の中に入れながら取り組んでいる」と述べた。
 一方、二階氏はTBSのCS番組収録で「財政健全化を忘れたわけではないが、(国民の)不安を解消するため思い切った対策を講ずるべきだ」と強調。「30兆円に近いものを考えていかなければいけない」と語った。 (C)時事通信社