総合流通大手2社の2021年3~5月期連結決算が8日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年春に臨時休業に追い込まれた大型店の営業が再開し、両社とも売り上げが回復。セブン&アイ・ホールディングスは純利益が前年同期に比べ3倍に拡大、イオンも純損益が黒字に転換した。
 セブン&アイが8日発表した3~5月期決算は、売上高に当たる営業収益が1兆5553億円と前年同期比11.8%増加した。国内コンビニは、昨春に大きく落ち込んだ都市部の店舗を中心に回復。海外も好調で、百貨店の客足も戻りつつある。純利益は430億円(前年同期は139億円)で大幅増益だった。
 イオンは、営業収益が3.7%増の2兆1532億円と過去最高。主力の総合スーパーが回復したほか、金融事業の収益改善も支えとなった。純損益は50億円の黒字(同539億円の赤字)で、3~5月期としては3年ぶりの黒字だった。 (C)時事通信社