東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県で行われる東京五輪競技の無観客開催と、東京への4度目の緊急事態宣言発令の決定を受け、政府は今後予想される新型コロナウイルスの感染拡大阻止に全力を挙げる方針だ。目詰まりも指摘されるワクチン接種の加速や宣言下での感染対策の徹底が鍵を握る。
 菅義偉首相は9日、午前8時前に首相官邸に入り、公務に就いた。この後、記者団の取材に応じ、無観客開催について「政府としては水際対策をはじめ、安全・安心のために全力で取り組んでいきたい」と語った。
 加藤勝信官房長官は記者会見で、東京への宣言発令に関し、「ワクチン接種が進み、効果が表れるまで全国的な感染爆発を未然に防ぐための万全の措置だ」と説明。「感染対策を徹底するとともにワクチン接種をしっかりと行っていくことが大事だ」と語った。 (C)時事通信社