国土交通省は9日、2020年度の三大都市圏の鉄道主要区間における朝のピーク時の混雑率を発表した。いずれの都市圏も100%程度で、前年度と比べ大幅に低下。調査を始めた1975年度以降で最低を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、時差出勤やテレワークが進んだことが影響したとみられる。
 国交省によると、混雑率100%は、乗客全員が座ったり、つり革やドア付近の柱につかまったりできる状態。東京圏は19年度比56ポイント減の107%、大阪圏は同23ポイント減の103%、名古屋圏は同28ポイント減の104%だった。
 路線別に見ると、最も混雑率が高かったのは都営三田線の129%。19年度に最高だった東京メトロ東西線の199%を大幅に下回った。 (C)時事通信社