富士フイルムホールディングス(HD)の後藤禎一社長は9日までにインタビューに応じ、医療機器や医薬品などヘルスケア事業の売上高を2026年度に1兆円へ増やす目標を明らかにした。今年3月に日立製作所から1790億円で買収した画像診断機器事業をてこに、20年度の5600億円から約1.8倍に拡大を目指す。
 バイオ医薬品の開発・製造受託事業にも一段と力を入れる。後藤社長は同事業を「ブルーオーシャン(競争相手の少ない市場)」と位置付け、昨年来、製造設備の増強に計約4000億円を投資した。新型コロナウイルス禍がバイオ薬市場拡大の追い風になるとみて、追加投資も視野に入れている。 (C)時事通信社