福井県高校野球連盟は10日、福井商が第103回全国選手権福井大会への出場を辞退すると発表した。同校で確認された新型コロナウイルス感染者の中に野球部員が数人含まれていたため。福井商は春夏合わせて39度の甲子園出場経験がある。
 県高野連によると、福井商は同連盟が取り決めた「新型コロナウイルス感染拡大に伴う対策ガイドライン」に基づき、出場辞退を決断。高野連側は「学校の判断を尊重する」とし、同校がシード校として初戦に臨む予定だった2回戦は、相手校の不戦勝とする。今後も感染対策を取った上で大会運営を継続するという。
 同日、県営球場内で記者会見した県高野連の中川秀樹理事長は「選手には残念で悔しい気持ちがあると思うが、これまでやってきたことは今後の人生で必ず生きてくると信じている」と語った。
 福井商は夏の全国選手権大会に22度、春の選抜大会にも17度出場。春は78年に準優勝した。今春の県大会では準優勝。優勝した敦賀気比などとともに今夏の福井大会でシード校になっていた。 (C)時事通信社