1~6月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売実績が12日出そろい、大手4社はいずれも前年同期を下回った。新型コロナウイルス感染拡大で飲食店向けが打撃を受けたほか、増税された第三のビールも落ち込んだ。一方で、糖質ゼロをうたった缶ビールなどは人気だった。
 年明け直後から、東京都などで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され、不要不急の外出を避ける傾向が継続。飲食店での酒類提供も厳しく制限され、業務用ビールは「過去に例のない落ち込み」(ビール大手)となった。
 各社の減少幅は、数量ベースで公表するキリンビールが2%、サントリービールは11%、サッポロビールは5%。金額ベースのアサヒビールは8%だった。価格が安い第三のビールが、昨年10月の酒税改正で増税されたことも響いた。 (C)時事通信社