【ロンドン時事】国連食糧農業機関(FAO)など国連5機関は12日、2020年に世界で飢餓に苦しんだ人は7億2040万~8億1100万人と推計する報告書を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で食料供給に支障が出たため、前年(6億5030万人)から急増した。
 国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」は30年の「飢餓ゼロ」を掲げているが、このままでは実現できないと強調している。
 地域別では、アジアが4億1800万人と最も多く、アフリカが2億8200万人、中南米が6000万人。各地の人口に占める割合はアフリカが21.0%と最も大きく、世界平均(9.9%)の2倍以上だった。 (C)時事通信社