【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は12日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、接種後まれに起きる副反応として、神経の障害により手足などがまひする「ギラン・バレー症候群」の発症リスクを追加した。
 FDAによれば、米国で約1250万回分のJ&J製ワクチン接種後、100件の発症が報告された。このうち95件は重症で入院が必要だった。発症との関連が疑われる死亡例も1件あった。
 FDAは、これらのデータが接種と発症リスクとのつながりを示唆しているものの、「因果関係を認めるには不十分」と説明。その上で「接種による利点がリスクを明らかに上回る」とし、引き続き同社製ワクチンの使用を推奨する考えを強調した。 (C)時事通信社