国際オリンピック委員会(IOC)は14日、東京五輪参加のため同日来日を予定していた難民選手団に新型コロナウイルス陽性者が出たため、大部分が渡航を見合わせたと発表した。
 難民選手団は29選手のうち26人が、事前にドーハに集まりトレーニングを行っていた。しかし日本出発前に行ったPCR検査で役員1人の陽性が判明し、出発は中止。選手や他の役員は全員陰性で、当面はドーハで練習を続ける。別行動の選手2人とコーチ1人は予定通り日本に到着した。 
 難民選手団は2016年リオデジャネイロ大会で初めて結成され、今回は陸上、競泳など12競技の選手で編成。選手の出身はシリアや南スーダンなどで、東京都新宿区や埼玉県川口市で事前合宿を実施する。受け入れ先は早大で、来日した3人を予定通り迎えるという。(C)時事通信社