ファーストリテイリング=2021年8月期の連結業績予想(国際会計基準)の売上収益と営業利益を下方修正した。国内ユニクロ事業で、今春の新型コロナウイルスの感染拡大により臨時休業や営業時間短縮を行った店舗が想定より多く、商品の販売が伸び悩んだ。純利益の見通しは据え置いた。 
 販売が伸び悩んだ理由について、岡崎健最高財務責任者(CFO)は「商品構成の面で、巣ごもりにマッチする部屋着やマスクなど昨年需要が高かったものを捨て切れなかった」とも説明した。業績予想には東京都などに対する4回目の緊急事態宣言の影響を織り込んでいるという。
 新疆ウイグル自治区の人権問題では、サプライチェーン(供給網)や原材料に問題がないことを確認していると改めて表明。「国や地域にかかわらず、サプライチェーンの人権問題は最優先の経営課題。問題は起こさせない」と語った。
 20年9月~21年5月期の連結決算は、新型コロナの影響で外出自粛が広がった前年同期の反動で大幅増益となった。(C)時事通信社