【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は15日、性的少数者(LGBT)への差別的政策で尊厳や人権などを侵害しEUの理念に反したとして、ハンガリーとポーランドに対する法的措置に正式に着手したと発表した。ハンガリーについては、教材などでの性転換や同性愛の描写を禁じた新法を問題視した。
 一方、ポーランドについては、数多くの自治体が2019年以降、LGBTの「思想」を拒否する「フリーゾーン」を宣言する決議を採択したことを「性的指向に基づく差別」だとみなした。
 両国に2カ月以内に回答を求める。十分な対応が見られない場合、EU司法裁判所に提訴する可能性もある。 (C)時事通信社