政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は16日、夏休み期間中の感染拡大を防止するため、帰省や旅行などでの都道府県間の移動はできるだけ避け、必要な場合は「小規模分散型」で行うよう呼び掛ける談話を発表した。ワクチン接種を終えた高齢者と会うための帰省については、2週間程度前から感染予防策を十分取るよう求めた。
 尾身氏は記者会見で、高齢者の間でワクチン効果が出始めていることを踏まえ、「会うことを全部やめるのはとても息苦しい。多くの若い人は打っていないので、そういう(高齢の親に会いに行く)場合は注意してもらいたい」と促した。
 このほか、「普段会わない人」との会食や、「大人数・長時間」での飲食を控えることも提言。東京五輪・パラリンピックの観戦については、「家族などと家での応援」を推奨し、「広場や路上、飲食店などでの大人数の応援」は控えるべきだとした。 (C)時事通信社