【カイロ時事】サウジアラビア西部のイスラム教の最大聖地メッカでの大巡礼(ハッジ)は19日、預言者ムハンマドが最後の説教をしたというメッカ近郊アラファト山に祈りをささげる信徒が集結し、最高潮を迎えた。昨年に続いて新型コロナウイルス流行が収まらず、感染力の強い変異株への警戒からサウジ国外からの受け入れを中止。抽選で巡礼者を最大6万人に絞り込むなど、規模縮小を強いられた。
 ハッジはイスラム教徒に課された五つの義務の一つ。財力と体力に余裕がある信徒は一生に一度は行うべきものとされる。メッカに到着した信徒が聖モスク内のカーバ神殿を7周する儀式では信徒同士が距離を保つよう求められ、頻繁な消毒といった感染防止対策が徹底されている。 (C)時事通信社