名古屋市天白区役所で17日、抗菌・抗ウイルスのコーティングが待合スペースの椅子やエレベーターなどに施された。地元の旅行会社イーエストラベルが地域貢献の一環として、無償で実施した。区役所の担当者は「利用する住民の安心につながり、大変ありがたい」と話した。
 メーカーによる試験でウイルスや細菌を不活性化させる効果が確認されている薬剤の噴霧を行った。効果の持続期間は約1年間という。
 住民で混み合う区役所内の様子を見た正村泉代表取締役が実施を提案した。同社は新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ旅行事業の売り上げを補うため、昨夏から抗菌・抗ウイルス施工事業を開始。正村代表は「旅行事業は変わらず厳しいが、抗菌事業は徐々に伸びてきている。恩返しとして、地域の感染症対策に役立ちたい」と語った。 (C)時事通信社