東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は20日、国際オリンピック委員会(IOC)総会での準備報告後に五輪メインプレスセンターで記者会見した。開会式が3日後に迫る中、選手や関係者に新型コロナウイルス陽性確認が相次いでいることで開催への支持が下がっているとの認識を示し、「多くの皆さんに歓迎されるものでなければいけない。全力で対応したい」と述べた。
 感染予防策の規則集、プレーブックが適用された1日以降に組織委が発表した陽性確認は、選手村滞在の4人を含め計67人。来日した選手や関係者の陽性判明が増え、橋本氏は「本当にこれで大丈夫かと。プレーブックが安心につながっておらず、大きな不安になっている」と話した。
 感染が拡大した場合に中止や延期を想定しているかとの問いに対し、武藤敏郎事務総長は「感染が今後どうなるかは予断を許さない。拡大したときに相談し、必要なら5者協議を行う」と述べるにとどめた。 (C)時事通信社