【北京時事】中国国家衛生健康委員会の曽益新副主任は22日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源に関し世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が提案した追加調査を拒否する意向を明言した。WHOが1~2月に湖北省武漢市で行った調査で「極めて可能性が低い」と結論付けた武漢ウイルス研究所も調査対象としたことに「科学に背いている」と反発、「このような調査計画を受け入れることはできない」と述べた。
 会見には武漢ウイルス研究所の袁志明研究員も同席した。袁氏は「2018年に実験室の運営を開始して以来、いかなる漏えい・感染事故も起こしていない。現在まで研究所のコロナ感染者はゼロだ」と強調。19年11月に研究所員3人がインフルエンザに似た症状で体調を崩したとの米紙の報道についても「完全に捏造(ねつぞう)だ。3人の名前を教えてほしい」と反論した。 (C)時事通信社