東京五輪でドーピング検査に取り組む国際検査機関(ITA)は22日、五輪メインプレスセンターで記者会見し、23日に開幕する大会で5000件の検査を実施すると発表した。競技会検査が3500件、選手村などでの抜き打ち検査が1500件。ただし、新型コロナウイルス対策による選手村の滞在日数制限などの影響により減る可能性はあるという。
 東京大会に向け、ITAは過去の違反件数が多いロシアや米国、中国を中心に約2万件の検査を実施した。ITAのコーエン事務総長は「五輪史上最も広範な検査を行った」と述べた。将来的な検査技術の発展を見越し、採取された検体は10年間保管され、大会後も必要に応じて再検査される。 
 東京大会では、通常の検査では発覚しづらいとされる遺伝子ドーピングの検査が試験的に導入される。(C)時事通信社