【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)政府は23日、オーストラリアの新型コロナウイルス感染拡大を受け、到着後に隔離不要の相互往来を一時停止すると発表した。往来はコロナ感染抑制を前提とした特別措置で「トラベルバブル」と呼ばれるが、インド由来のデルタ株の流行によりバブルがしぼんだ格好だ。
 停止期間は23日深夜から少なくとも8週間。豪州では3州でロックダウン(都市封鎖)が導入され、外出規制の対象が豪国民の半数以上に及んでいる。アーダーンNZ首相は声明で「自国民への健康リスクが高まっている」と強調した。
 豪州とNZは4月に自由な相互往来を再開していた。NZ政府は今後7日間で、豪州に残された自国民の帰国を進める。 (C)時事通信社