開会式であいさつした国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、「東京五輪を開催できるのは、日本の皆さまのおかげです。心から感謝しています」と日本語を交えて語り掛けた。
 東日本大震災からの復興と新型コロナウイルス感染拡大を経て実現にこぎ着けるまでを「これまでにない挑戦を伴う困難な旅」とし、下支えになった医療関係者や開催国日本への謝意を示した。五輪が生み出す一体感は、感染症が広がる世界にあって「暗いトンネルの終わりにある光」と強調。五輪の聖火が「この光をより明るく輝かせる」と力強く発信した。
 スピーチの途中には、各国・地域の選手団から拍手を受ける場面も。「東京五輪の開会宣言を、ここに謹んで天皇陛下にお願い申し上げます」と、最後も日本語で締めた。 (C)時事通信社