東京五輪に参加する米選手団のうち約100人が新型コロナウイルスワクチンを未接種であることが24日、分かった。米NBCテレビなどが報じた。「(接種するかは)個人の問題だ」と説明し、接種を拒否して競技に臨む選手もいる。
 米選手団は613人。NBCによると、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)の医務部門の責任者、ジョナサン・フィノフ氏は、出発前に567人から提出された資料から、83%がワクチンを接種済みと見積もった。
 米国内で少なくとも1回のワクチン接種を受けた人の割合は約56%。これを上回る選手団の接種状況について、フィノフ氏は「かなりの数字で、満足している」と評価した。その上で「最善策は(接種の有無を問わず)誰もがコロナのリスクにさらされると見なし、リスクを減らすことだ」と強調。感染防止策を講じる考えを示した。
 ロイター通信によると、アーチェリー男子のブレイディ・エリソン選手は24日、「100%個人の問題だ。義務なら私は来なかった」と主張し、自身と妻は過去にコロナに感染したことがあると明らかにした。同種目女子のマッケンジー・ブラウン選手も「接種しなければならないなら出場しない」と語った。 (C)時事通信社