【シドニー時事】オーストラリアでは23日に行われた東京五輪の開会式の生中継が「今年最も視聴されたテレビ番組」と認められたことが26日までに明らかになった。最大都市シドニーと東京との時差が1時間しかないことに加え、新型コロナウイルスの感染防止のためのロックダウン(都市封鎖)がシドニーやメルボルンなどで導入され、国民の約半数が「巣ごもり」状態となっていることが背景とみられる。
 五輪を豪国内で独占放送している民放「チャンネル7」の運営会社によれば、東京五輪の開会式のテレビ生中継は270万人が視聴し、2016年の前回リオデジャネイロ五輪よりも2割増えた。競技が本格的に始まった24日は、インターネット経由で提供している無料のストリーミング動画をこれまで以上に多くの人々が視聴した。
 運営会社は「東京五輪が豪州の歴史で最大の放送、デジタルの番組になる」と意気込んでいる。豪州は最近32年のブリスベン夏季五輪の招致に成功し、国内で五輪への関心が高まっている。 (C)時事通信社