武田薬品工業とバイオ医薬品ベンチャーのペプチドリーム(PD)は27日、両社の提携範囲を、アルツハイマー病などの神経変性疾患の治療薬開発に拡大すると発表した。武田はPDに対し、開発の進み具合や製品の販売に応じ、最大35億ドル(約3900億円)とロイヤルティーを支払う。
 人体には血液を通じて脳に異物が入らないように防ぐ仕組みがあり、これが脳に薬を届ける際には妨げとなる。武田はPDが開発したこの仕組みを擦り抜けるペプチド(アミノ酸の集合体)と医薬品を結合させることで、薬剤を脳に届ける技術の開発を目指す。 (C)時事通信社