【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は27日に発表した最新の世界経済見通しで、2021年の日本の成長率を2.8%と、4月の前回予測から0.5ポイント引き下げた。新型コロナウイルス感染再拡大に伴う経済活動の一部制限が響き、主要先進国では最低水準となる。世界全体の成長率は6.0%に据え置き、過去約40年で最大の伸びを見込む。
 IMFは、日本の下方修正について、東京都への緊急事態宣言発令などを念頭に「感染者が増えた上半期に規制が強化されたため」と説明。下半期に景気回復の勢いが強まるとみており、22年は3.0%と0.5ポイント引き上げた。東京五輪の無観客開催や関連イベント縮小の影響はほとんどないが、観光業や飲食店への規制が長引けば、下押し要因になり得るとしている。 (C)時事通信社