裸眼視力が1.0未満の小中学生の割合が、過去最高だった前年度を上回ったことが28日、文部科学省の2020年度学校保健統計調査で分かった。肥満の傾向がある児童生徒の割合も急増しており、新型コロナウイルス禍による外出自粛など、生活の変化が影響した可能性がある。
 全国の幼稚園や小中高校などに通う児童生徒らが受けた20年度の健康診断結果を抽出して調べた。例年の健康診断は4~6月に行われるが、20年度は3月末までの結果を基にした。
 裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は37.52%で、過去最高だった前年度を3ポイント近く上回った。中学生は0.82ポイント増の58.29%。割合は学年が上がるごとに増え、小1で4人に1人だったのが、小6では約半数になった。
 標準体重より20%以上重い肥満傾向のある児童生徒の割合は、小5男子で14.24%(前年度10.63%)、小5女子で9.47%(同8.46%)など、小学生を中心に増加した。 (C)時事通信社