外務省は29日の自民党外交部会で、タイの在留邦人を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種を行うと明らかにした。タイ政府が提供するアストラゼネカ製ワクチンを活用し、バンコク首都圏の複数の病院に日本人専用受付を設ける。8月初旬から高齢者や基礎疾患を持つ人、妊婦を対象に始める。
 8月1日から海外在留邦人のワクチン接種を羽田、成田両空港で始める予定だが、同省は一時帰国が困難な邦人への対応を検討していた。外交部会ではインドネシアなど感染拡大が深刻な国でも現地接種を可能とするよう求める声が上がり、担当者は「真剣に検討している」と応じた。 (C)時事通信社