国内の新型コロナウイルス感染者は29日、新たに1万699人が確認された。1日当たりの感染者数は2日連続で過去最多を更新し、初めて1万人を超えた。東京都、神奈川県、沖縄県で過去最多を更新し、首都圏などで感染拡大に歯止めがかからない状況。死者は14人。重症者数は539人で前日から17人増えた。
 国内の累計感染者数は29日で90万人を突破。政府は感染拡大を受け、埼玉、千葉、神奈川の3県と大阪府に8月2日から31日まで緊急事態宣言を発令する方針を固めた。東京と沖縄に発令中の宣言も8月末まで延長し、対象は6都府県に拡大される。
 東京都では、新たに3865人の感染が確認された。1日当たりの感染者数は3日連続で過去最多を更新。重症化リスクの高い65歳以上も105人に上った。
 都によると、新規感染者の直近1週間平均は2224.1人で前週比161.9%。都基準による重症者は81人で、前日から1人増えた。
 29日に都内で確認された感染者を年代別に見ると、20代が1417人で最多。次いで30代(782人)、40代(612人)、50代(407人)と続いた。30代以下が全体の約7割を占め、若年層で感染の広がりが目立つ。
 神奈川県では1164人の感染が確認され、2日続けて過去最多を更新。沖縄県では392人の感染が判明し、最多だった27日(354人)を超えた。大阪府では932人の感染が確認され、前週の木曜日(461人)から倍増した。新規感染者が900人を上回るのは5月11日(974人)以来。 (C)時事通信社