商船三井=2022年3月期連結業績予想を上方修正した。純利益が前期比3.7倍の3350億円(従来予想は2100億円)に膨らむ。今期2度目の上方修正で、過去最高益を更新する見通し。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費などによる活発な荷動きを追い風に、コンテナ船事業を担う持ち分法適用会社の業績が好調に推移する。年間配当予想を前期比400円増の550円(同150円)に引き上げた。 
 貨物需給の逼迫(ひっぱく)による運賃の高騰が想定を上回っており、10月ごろまで好況が続くと見通した。オンラインで記者会見した日野岳穣常務は「国慶節の時期に中国の生産活動が止まることが一つの契機になる」と指摘。10月下旬ごろから運賃市況が徐々に軟化するとの想定を明らかにした。
 21年4~6月期連結決算は増収増益。コンテナ船事業の上振れに加え、ばら積み船の市況が回復した。(C)時事通信社