【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日に行った記者会見で、東京五輪について、世界の人々の連帯という「五輪精神」を、新型コロナウイルスの克服に役立てるべきだとの認識を示した。
 テドロス氏は五輪開幕に合わせて訪日した。現在日本で感染が拡大している中で、訪日が正しかったかとの問いに対し、「東京に行ったのは、連帯や団結という五輪精神をパンデミック(世界的大流行)克服に生かすよう、世界に求めるためだった」と説明。ワクチン分配の不公正是正などを訴えるために「五輪という山頂に上るのは間違っているだろうか。そうでないことを願う」と語った。
 また、テドロス氏は日本や国際オリンピック委員会(IOC)が感染対策で「ベストを尽くしている」と評価した。 (C)時事通信社