【ニューヨーク時事】JR東日本のニューヨーク事務所が6月末で休業に追い込まれていたことが29日、分かった。旧国鉄時代の1964年に開設され、半世紀以上にわたって業務を続けてきたが、新型コロナウイルス禍で本業の国内鉄道事業が打撃を受ける中、海外で経費削減を余儀なくされた形だ。
 同事務所は、国際機関や海外鉄道会社との窓口として機能していたほか、JR各社から海外関係業務を受託し、JRグループの海外拠点としての役割も長年担当。ニューヨークを代表する高層ビル「エンパイア・ステート・ビル」にオフィスを構えていた。
 JR東日本の広報担当者は「(コロナにより)米国で思うような活動ができない」と事情を説明。「再開は現時点で未定で、状況を見ながら再開後の体制を検討する」と、閉鎖については否定している。 (C)時事通信社