三菱重工業=2021年4~6月期の連結業績は増収増益。新型コロナウイルスからの市況回復に加え、小型ジェット旅客機「スペースジェット」の開発凍結で費用を大幅に圧縮、126億円の純利益を確保した。通期見通しの変更はない。 
 受注高は7504億円とコロナ前水準に回復。セグメント別事業利益は、3事業が赤字から黒字に転換したほか、エナジーも87億円に拡大した。世界的な経済回復に伴い、物流、冷熱機器などの中量産品が好調に推移した。
 一方、民間航空機部門は米ボーイング向けや航空エンジンを含めてまだ低水準。会見した小沢寿人最高財務責任者は、特に新型コロナウイルス変異株の再拡大が業績に及ぼす影響について「楽観視はしていない」と懸念を示した。(C)時事通信社