西武ホールディングス=2021年4~6月期連結業績は売上高が前年同期から約4割増加し、純損失は88億円と前年同期の287億円から大幅に改善した。新型コロナウイルス流行後の需要の変化に合わせたサービスを展開した結果、主力の交通やホテル事業を中心に業績の回復につながった。22年3月期の業績予想は変更していない。 
 売上高は、都市交通・沿線事業で前年同期から3割弱増加。鉄道・バスの運輸収入の増加や5月に実施した「西武園ゆうえんち」のリニューアルなどが寄与した。PCR検査付きの宿泊プランの提供やワーケーション需要の取り込みを進めた結果、ホテル・レジャー事業も8割超の増収となった。
 ただ、コロナ流行前の19年4~6月期と比べると売上高は都市交通・沿線事業で7割強、ホテル・レジャー事業で4割の水準にとどまっている。(C)時事通信社