政府が新型コロナウイルス感染急増地域で入院対象を重症者や重症化リスクの高い患者に限定し、それ以外は原則的に自宅療養とする方針に転換したことについて、野党は3日、「自宅療養とは言葉だけで『自宅放棄』としか言いようがない」(立憲民主党の枝野幸男代表)などと厳しく批判した。4、5両日に衆参両院の厚生労働委員会でそれぞれ開かれる閉会中審査で追及する。
 枝野氏は党会合で「病院で治療を受けるという最低限のことすらできない」と指摘。「今の政権にこれ以上危機管理をさせていたら、国民の命を守れない。代わり得るのは最大野党である私たちしかいない」と訴えた。
 立民の安住淳国対委員長は国会内で記者団に「場合によっては患者を見捨てるような話だ。(政府が)医療崩壊を認めたことになる」と強調した。
 共産党の志位和夫委員長もツイッターで「大きな危険を伴う政策転換だ」と批判。国民民主党の玉木雄一郎代表は「極めて重要な運用の見直しだ。速やかに臨時国会を開いて議論すべきだ」と主張した。 (C)時事通信社