JR九州=2021年4~6月期連結決算は増収増益。傘下ドラッグストアの株式一部譲渡の影響が残りつつも、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ運輸や不動産などの各事業が緩やかに回復し増収を確保した。一方、鉄道事業ではコスト削減効果で赤字幅が縮小したが、ホテルや流通、外食などでもコロナの影響が続き2期連続の営業赤字となった。 
 同社は今後、主要駅周辺の分譲マンションやオフィスビルなどの一体開発を加速し、収益力強化を図る。九州各県で展開する人気焼き肉店買収など、人流の影響を受けにくい事業も拡大。物件費や人件費の抑制、割引きっぷ制度見直しなど、鉄道事業の構造改革も引き続き進めるとしている。
 22年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。(C)時事通信社