日本郵船=2022年3月期連結業績予想を2度目の上方修正。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費など、旺盛な貨物需要が追い風となり、コンテナ船事業を担う持ち分法適用会社の業績が想定を上回るペースで推移している。純利益は前期比3.6倍の5000億円(従来予想は3500億円)に膨らみ、2期連続で過去最高益を更新する見通し。 
 ばら積み船市況も改善しており、売上高、営業利益の予想も上方修正した。通期の配当予想は、従来想定から500円増の700円に引き上げた。
 今後の焦点は、貨物需給の逼迫(ひっぱく)や港湾の混雑などで高止まりしている運賃の動向だ。オンライン形式で記者会見した丸山徹執行役員は「下期以降徐々に正常化に向かう」との見方を示した。
 21年4~6月期は増収増益。コロナ禍初期に荷動きが大きく落ち込んだ反動もあり、好調なコンテナ船事業が大きく寄与した。(C)時事通信社