菅義偉首相は4日、新型コロナウイルス対策の関係閣僚会議で、ワクチン職域接種について「予想を上回る応募があり、申請内容の精査を行っていたが、来週から新たな会場で接種を開始する」と明らかにした。職域接種をめぐっては、ワクチン不足のため申請を一時休止するなど混乱もあった。今回は、既に申請を済ませたものの、未承認だった企業などが対象となる。
 首相は「若い世代への接種を本格化させ、8月末には全国民の4割超が2回接種を終えることを目指す」と強調。高齢者向け2回接種を7月末までに終える目標に関しては「現時点で8割程度の高齢者が2回接種していると見込まれる。おおむね達成できた」との認識を示した。
 一方、首相は「マスクを外す飲食は感染の起点となっている」と述べ、国民に対して「少人数、短時間」の会食を徹底するよう協力を要請。夏休みの過ごし方をめぐっても「今年は帰省や旅行は極力控えてほしい。やむを得ない方は検査を受け、身近な人と少人数で過ごすなど、慎重な対応をお願いする」と呼び掛けた。 (C)時事通信社