東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、アーティスティックスイミング(AS)のギリシャ代表チームで計5人の新型コロナウイルス陽性をこれまでに確認したと明らかにした。選手4人と役員1人。高谷正哲スポークスパーソンは「クラスターと言わざるを得ない」と述べた。
 選手は東京・晴海の選手村に滞在し、2日に1人、3日に3人の陽性が確認された。7月29日に陽性が判明した役員は選手村に入らなかったが、入国までチームと行動していたとみられる。いずれも隔離者用の施設に順次移され、入院はしていない。陰性だったチームの残り7人は一部が濃厚接触者と認定され、全員が3日に選手村外の待機施設に移った。
 ギリシャは2日、デュエットのフリールーティン予選に出場した。組織委は、この選手2人が陽性者かどうかなどの詳細を明らかにしなかった。3日のデュエットのテクニカルルーティンは棄権しており、6日からのチームにも出場しない。
 競技会場や練習会場などでの他の代表チームを含む影響について、高谷氏は「(ギリシャ)チームの行動管理が徹底されていることを確認した。他への影響のリスクは低いと考えている」と話した。 (C)時事通信社