リコー=2021年4~6月期連結決算(国際会計基準)は増収。前年同期に新型コロナウイルスによる在宅勤務の拡大などで落ち込んだ主力の事務機などの販売が回復し、営業損益、純損益ともに黒字に転換した。 
 ワクチン接種の普及に伴う経済活動の再開で、複合機やプリンターのほか、商用印刷向け機器の販売も好調だった。一方、事務機の消耗品やメンテナンス需要については、多くの国でコロナ前の19年に比べ低迷が続いている。
 足元では、日本や欧州を中心に感染再拡大で出社率の回復が鈍化している。オンラインで記者会見した松石秀隆専務は、オフィス向け印刷需要の本格的な回復時期について「欧州は秋口、日本は来年になる」との見方を示した。
 22年3月期連結業績予想に変更はない。(C)時事通信社