資生堂=2021年6月中間連結業績で、営業損益が230億円の黒字(前年同期は34億円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い繰り返される緊急事態宣言で国内市場は低調だが、中国やワクチン接種が進む欧米での販売が好調だった。 
 純損益は172億円の赤字(前年同期213億円の赤字)。高級ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のライセンス終了に伴う特別損失339億円を計上したことが響いた。7~9月期に日用品事業に関する譲渡益を盛り込み、黒字に転換する。
 通期業績見通しは据え置いた。魚谷雅彦社長はオンライン記者会見で「下期も回復していける」と指摘しつつも、国内外での感染拡大に懸念を表明。「直近で(感染拡大が)起きており、見極めに時間をもらいたい」と述べた。(C)時事通信社