東京都が発表した新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて5000人を超えた5日、都内では感染拡大の速さに「怖い」「どこで感染してもおかしくない」と懸念する声が聞かれた。
 東京・銀座を訪れていた港区の自営業松井明美さん(63)は「怖いことだ。もう止まらないと思う」と危機感をあらわに。重症化リスクの低い患者は自宅療養を基本とする政府の新方針についても「かなりひどい話。政府が国民を守っていない形が表れている」と憤った。
 千葉県流山市のスタイリストの女性(64)は「ペースがすごく速い。身近に迫っていて、どこで感染してもおかしくない」と不安を口にした。
 若者や家族連れでにぎわうJR原宿駅周辺。世田谷区の大学生上田鈴花さん(21)は感染者数が5000人を超えたことに「本当ですか」と驚きを隠せない。2回目のワクチンを打ち終わったら遠出しようと考えていたというが、「さすがに怖いので行くかどうか考えます」と話した。一方、友人と買い物に来た渋谷区の会社員の女性(24)は「いずれ超えると思っていた。特に驚きはない」と淡々と語った。 (C)時事通信社