【ワシントン時事】米商務省が5日発表した6月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易赤字は前月比6.7%増の約757億ドル(約8兆3000億円)となり、単月で過去最大となった。新型コロナウイルスワクチンの普及で個人消費が回復し、輸入も最大だった。
 輸入は2.1%増の2834億2100万ドル。食料品や飲料が過去最高を記録した。
 輸出は0.6%増の2076億7200万ドルと、2019年12月以来の高水準となった。
 6月の国・地域別のモノの赤字幅は対中国が首位。日本は8位だった。
 一方、21年上半期のモノとサービスを合わせた貿易赤字は計4285億7300万ドルと、前年同期比46.4%の急増を記録した。
 中国に対する上半期の赤字は同20.8%増。対中赤字は減らず、米中貿易協議「第1段階合意」で中国側の対応が遅れている現状が浮き彫りとなった。 (C)時事通信社