高知県の夏の風物詩「よさこい祭り」を主催する「よさこい祭振興会」は6日、高知市内の陸上競技場で予定していた代替イベントの開催を中止すると発表した。新型コロナウイルスの全国的な感染拡大で観客や踊り子に健康リスクが及ぶことや、参加辞退が相次ぐ状況を考慮したという。
 例年のよさこい祭りには約200チームが参加し、市内の商店街などに設けられた会場を練り歩く。振興会によると、代替イベントでは辞退が相次ぎ、参加予定は32チームにまで減少。祭りのコンセプトは「市民の健康増進と商店街の振興を図る」ことにあり、感染リスクが高まる中での開催はそぐわないと判断した。
 振興会の青木章泰会長は「祭りへの熱い情熱の火を絶やさぬよう準備してきたが、観客や踊り子の健康と安全を最優先に考えた」とコメントした。 (C)時事通信社