サッポロホールディングス=2021年12月期の連結業績見通し(国際会計基準)を下方修正した。新型コロナウイルス禍で外食関連の事業が苦戦し、売上収益を従来の4682円から4472億円、本業のもうけを示す事業利益を90億円から67億円に引き下げた。 
 緊急事態宣言などに伴う酒類提供制限でビアホールは休業、カフェチェーン店も時短営業や外出自粛で打撃を受けた。売上収益予想の引き下げには、業務用ビールの販売数量減による国内酒類事業の落ち込みも反映。記者会見した岩田義浩常務は「年初の想定以上にコロナの影響が長引き、外食市場に大きなインパクトを与えている」と指摘した。
 営業利益と純利益の見通しは、市場の活況を背景に不動産売却益が想定より上振れたことなどで、据え置いた。
 6月中間決算は減収増益。外食や業務用ビールの落ち込みで減収。一方、不動産売却で増益となった。(C)時事通信社